11月26日(月)
昨夜偶然見た『NNNドキュメント07「ふたりの桃源郷」』という番組に俺は脳天を叩き割られるような衝撃を受けた。実に素晴らしい内容の番組だった
戦後まもなく、荒れ果てた山を切り開いて畑を作り、そこで子供を産み育てた夫婦。電気も水道も無い場所なので子供達の為にと1度は町で暮らすも、還暦を過ぎて夫婦は再び山へ戻ってゆく。
そこからの老夫婦とその子供達の17年間を追ったドキュメンタリーであった。
もう圧倒的な内容で俺はケツ丸出しでひっくり返った。誰か見た人いるかい?ホント最高だったよね。夫婦というもの、そして家族というものの哀しみと切なさに溢れ返っていた。俺は涙で目を開けていられなかったよ。
そもそも虫がコワい、闇夜がコワい、電気が無いとキャンディーズが聞けない。それは俺にとって半日たりとて生きてイケナイ環境である。しかしこの際そんなコトはどうでもよく、もうひたすら感動しまくった。
老夫婦にとって山暮らしは人生のすべてだったのだろう。
『自分達らしく生きよう』
このシンプルな戒律を凄まじいエネルギーと愛とで生き抜いた老夫婦の物語であった。
「おじいちゃん、おばあちゃん、もういい加減にして!」
最初は何とか山を下りて便利な町で暮らすよう懇願していた子供達も、次第に老いて病魔に蝕まれて行きながらも、かたくなに山暮らしにこだわる両親を見て徐々に気持ちに変化が生まれてゆく。
一緒に山に行き、おじいちゃんの大好物である松茸をおばあちゃんと一緒に3時間もかけて探し回ったり、畑を手伝ったりするようになった。
長い年月をかけて再びひとつになる家族の心。
とにかく人と人が一生懸命に支え合って生きて行く姿がこれでもかと画面に映し出されていた。
俺は常日頃、人が生きていく上で最も大切なのは、愛情でもってお互いを支え合い、共に生きていくことだけだと思っている。結局のところ、誠実さがモノを言うのだと信じている。
しかし実際の俺はそんな営みからは100万光年も遠く離れ、おぞまし過ぎるホラー映画などを見ては小躍りする生活を続けている。
ひたすら闇の中で膝を抱えてジッと座っているだけの人生なのである。
どうにもこうにも理想は遠く、たどりつける予感すらない。正直、途方に暮れている。
「お前、誰よりも抜きん出てアホだろう?」
そんな禅問答ばかり繰り返している(やっぱアホだ…)。
しかし遅まきながら俺も『何とか自分も自分らしく生きてみたい』と願うようになってきた。
そうではあるけれど今さら何をどうすればよいのかさっぱりワカラナイ。
我ながら情けないと思うが、10代の子供の頃と同じようなコトを言っている気がする。
ただもう40近くもなってまだワカラナイんだから、これはホントにワカラナイんだろうなと頭とケツをポリポリ掻くより他にナイ。
犬の散歩をしてる人がウンコを拾って帰ろうとするといつも俺はスッ飛んで行き飼い主を叱りつける。
「アナタ、犬のウンコはどうかそのままにしておいて下さい。きっと誰かが踏むんです。ひょっとすると運良くズッコケてクソまみれになるかも知れません。ワタシはそれを望んでいるんです。どうかウンコは拾わないで!」
必死の形相で飼い主に懇願している俺がいる。
そのテの人間が『誠実に生きよう』というのだ。ある意味、訳がワカラナクて当たり前なのかも知れない。そもそも生きる資格があるのかという疑問もあるが…。
老夫婦は手を取り合って山の中で自然と共に一生懸命に生きた。それを見た俺は胸がジーンとして生きる勇気を与えてもらった。
『見栄を張るな。他人に威張るな。分相応に生きろ!』
そんな風に少しだけガッツをもらった俺は『オゲレツ・ロックン・ロール』という名の深い山の中にまた一歩踏み込んだような気がした。彼らとはまた違った『自分らしさ』で生きてみたい。そう願った。
ちなみにこの番組は12月1日(土)の24時からCSニュース専門チャンネル『日テレNEWS24』で再放送されるよ。スカイパーフェクトTVかケーブルテレビが見れる人は是非ごらん下さい。俺もまた見たいが我が家にスカパーは無い。残念で犬のクソまみれになりそうさ!


ユニオン)の。と、いっても、こちらからは一方的にブログ見てたのでお久しぶり感がなくてごめんなさい〜(笑)
なんとなく、コメント書くタイミングのがしてたんで…(苦笑)でも、NHKネタにはだまってられないわ〜常にNHKのチャンネルがデフォルトの?我が家では、もちろん観てましたよ。ドキュメント07「ふたりの桃源郷」…おばあちゃんの表情が、とても印象深くて胸に刺さったよ〜。。
でわ、またに!!
ブログ見ててくれたなんて感激さ!ありがとう!ではまた会おう!