
5月20日(日)
昨日の事。
珍しく仕事が定時きっかりに終わった。
朝子さんのライブに行く前にデパートの屋上でウクレレの練習。
実は今日のライブ、俺も2曲ほど参加するのだ。
緑がいっぱいの屋上でウクレレの弾き語り。
譜面が飛んでかないようにヒザとヒザの間に挟んで超内股の女子のような姿勢で歌い上げる。はなはだ頓狂なり。
こんなポーズのまま『鼻毛が出てる』だの『まむしに噛まれる』だの嬉々として歌っている訳だ。
これでは大人になれるハズがない。あきらめな。
屋上から夕暮れの新宿の町を鮫写(写真)。どこにいても夕焼けは美しい。
『マローネ』に行き朝子さんとHONZIに合流。
俺は2部の途中から出る予定。
イデホフ来る。香織ちゃんのPAをやった後、みんなと三社祭りで飲んでたとの事。イデホフ、目ェ充血しすぎだって(笑)。
今日の朝子さんはHONZIとの二人ライブ。
さすが舞台女優なので、編成が変わればその都度声の表情も変わる。変幻自在のヴォイスアクションは本当に素晴らしい。
彼女の歌は本当に胸に沁みる。早くアルバムが聞きたい(9月1日発売!)。
HONZIのプレイも相変わらず冴えている。惚れ惚れするほどの美しさだ。二人とも真の天才だよ。
2部の途中で招かれて舞台へ上がる。
まずは朝子さんの『昔の手紙』を3人で。
この歌は『水瓶座ライブ』でも演奏した。メッチャイイ曲だよね。
「じゃあツリー、次はお好きにどうぞ。」
なんと一曲歌わせてくれると言う。俺は喜び勇んでマイクにむしゃぶりついた。『痴漢電車』を歌うコトにした。
「ほなツリー、がんばってな!」
HONZIが躊躇なく舞台を下りて行った。
「ううっ、キサマどこへ行くつもりだ?」
俺は慌てて呼び止める。
「アタシ、客席で見とくわ〜!」
俺は度肝を抜かれたが、気を取り直して激しく下品にシャウトした。とてもウケてたので良かったよ。
『マローネ』のママも大喜びしてくれた。
「角森さん、是非ウチにも出て下さいよ!」
ママは俺に言ってくれた。狂ったオファーはすべてお断りだが『マローネ』は最高の店だ。俺は落ち着き払って答えた。
「ママ、俺とのネゴシエイトは相当タフな仕事になるぞ。俺のギグはどこの店にとってもステイタスだからな!」
俺はそう申し渡した。ママは腰を抜かして俺を見上げた。
「つ、角森さん、私ただここでライブをと…」
「ママ、いい店にはいいショーが必要だ。俺のライブが欲しければワイロもハズミ、時には金髪美女も抱かさなきゃならん。どこの店でもそうしている。判ってくれるね?」
「角森さん、帰って下さい。そして2度と来ないで!」
ママは塩をワシづかみにすると俺の顔面にぶっかけた。
「マ、ママ、ギャラは要りません!お願いたから出演させて!」
無名の歌手にはライブをするのも一苦労である。
そんな中で『マローネ』さんの好意は実にアリガタイ。俺には嬉しかった。是非とも機会がございましたらヨロシクお願い致します!
終演後は下村さんや常連S嬢も含め楽しく語り合った。ホッとできる時間をありがとう。俺はホントに幸せモンだよ。
帰りは下村さんの車で送って頂いた。朝子さん、下村さん、お疲れのところすみません。本当にありがとうございました。。
そんなこんなで愉快な一日だった。皆さん、本当にありがとう!さようなら金髪美女。また会おうぜ!

