2014年02月10日

買い物は煩わしい。

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2月3日(月)



仕事帰りにタワレコに寄ると、某アイドルグループがインストアライブをやっていた。

俺はそのグループの名を知らなかったのだが、たくさんの猛者どもが集い、獅子のごとく熱く高ぶっていた。グループも元気いっぱいのとても良いグループだった。

俺はももクロコーナーの前で金縛りにあっていた。
夏の日産大会のDVDが発売されていたのだ。そのモニターを直立不動でガン見してさめざめと泣いていた。

「握手券をご希望の方はCDをお求めください!」的なアナウンスが流れている。どうやらインストアライブは無事に終了したようだ。

「しおりん!結婚してくれ!」

俺はひたすらモニターに向かって叫び続けた。店内アナウンスなど、なにひとつ聞こえなかったハズだ。だって俺がそう叫んでいるんだから。

「し、しまった!求婚してる場合じゃなかったのだ!」

我に返った俺はそう叫ぶと脱兎の如くレジへと駆け出した。
しかし時すでに遅しだったようだ。
レジは先ほどのアイドルグループの握手券を求めるファンどもで埋め尽くされ、長蛇の列となっていた。俺は購入しようと手にしていた高尚なアートロックのCDを抱えて、列の最後尾に並ばされた。いやはやスゲー行列になっちゃったよ!

「腐りきったキモオタどもよ!握手券など欲しがるな!タレントの手など握りたがるな!どうしても握りたきゃ、俺のタマキンでも握ってろ!」

俺は下半身半裸で地獄のように叫びながら、列が進むのを待った。しかしノロノロの牛歩は一向に前進する気配を見せなかった。

「このままだと地獄に堕ちそうだ!この花魁道中みたいなスピードの歩みはいったいなんなんだ!キモオタどもは便所で清算させろ!釣り銭の代わりにクソを手渡してやれ!」

もはや耐えきれず全裸となっていた俺は、列の最後尾から正論を吐き続けた。

「俺はガマンした。充分にガマンしたんだ!だからこれ以上もうキモオタどもに囲まれるのにはガマンがならん!どいつもコイツもいい加減にしろ!」

もう俺はこの状態になると手が付けられないんだ。血走った目でトコトン正論を吐き続ける。ある意味、正義のモンスターと化しちまうんだ。

「コイツらは牛や馬の性器に性的興奮を感じるド変態だ!バカばっかりだ!」

血の涙を流しながら叫び狂う俺の手には「セーラームーン」のCDが握られているコトを忘れているのは、果たしてこの世で俺一人だったのかも知れない。

そうなんだ、やっと今夜「セーラームーン」を買ったんだヨ☆月に代わって集団リンチよ☆
posted by ツリー at 10:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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