
1月9日(火)
毎日あまりにハードで、泣きそうなホド体がキツかったのだが、もう峠を超えてしまったのか、あまり疲労を感じなくなってきた。
体が軽いとまではイカナイが、妙に元気イッパイでナンカ躁転したみたいだ。バックヤードでの力仕事も一人でこなし、それでも全く疲れない。なんだよオヤジ、随分快調じゃねーか!
これは祝杯を上げるしかナイデショ!とマス酒でひとり乾杯する(写真)。
メデタイことなど何にもナイんだけどマス酒なのである。
やっぱマス酒ってなんか雰囲気が『みやび』でイイよね。だけど俺はピッチが早いからグイグイとは飲みヅライんだ。
口の端からドボドボこぼしちゃう。もったいないからこぼした酒をチューチュー吸っちゃう。
この自分のセコくミジメな姿にガックシきてまたユーツになってきたぜ。
やはり俺は陰気で人から蛇蝎の如く嫌われるダニ野郎なんだと思ってしまう。悲しくて、またついついマス酒ってしまうんだ(アホか、チミは?)。
しかしツライ時は必ず過ぎていく。峠は超えて行くもんなんだ。きっといつの日か報われる時がやって来る。
俺の歌の良さがみんなにもわかってもらえるさ。そんな日が必ずやって来る。
毎晩酒を飲み、酔っ払っている。そして10回に一度くらいはそんなポジティヴな酔い方をする。
誰の目に止まることもなく、一生を焦燥の中で七転八倒しながら消えていった多くの芸人のコトを想いながら、俺はのんきに『わかってもらえるさ』などとひとり笑顔で酔っ払っている。
真っ暗闇の峠の中で。


