2014年11月09日

軽井沢に行ってキタ。

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11月3日(月)

普段ちゃんとシフト表を見ないものだから、3日の祝日が休みだというコトを把握してなかった。知ったのは、その前日だった。

珍しく祝日に休みなんだし、なんか良いイベントはナイかしら?
文化の日には、やはり文化的なコトをしよう。また1日中部屋の中でうずくまってるつもりかよ?一人で頭を抱えてブーブー屁をコイてるだけのオータム・ド鬱はもうイヤさ。

あった!ゆるめるモ!の軽井沢公演があるじゃナイカ!我が愛、ゆるめるモ!のライブならば行くに値する遠征だ。軽井沢・バターン死の行軍もサイコーではナイカ。

「ところで軽井沢ってどこじゃい!軽井沢夫人なら高田美和じゃい!」

ロマンポルノ永遠の金字塔、高田美和主演の「軽井沢夫人」。ワタシは軽井沢に関するすべての知識を吐露しながら叫び続けた。

調べてみたら東京からはそんなに遠くナイ。
ド孤独な引きこもりのコトを考えると行ってみようかな、という気持ちになった。なによりもゆるめるモ!のライブが観られるんだしネ。

あくる日の正午、ワタシは軽井沢行きのバスに飛び乗った。
バス停がわからず、出発時間に2分遅れた。あせり狂った。

間に合ってヨカッタ。
キャンセル料を払う払わないで、血の雨が降る。話し合いや裁判での円満解決をワタシは望まない。バス会社に乗り込んでキルビルのように斬りつける。手っ取り早く解決するためにはそれしか方法がナイ。

そんな妄想をしてたらアッと言う間に軽井沢に着いた。バス会社の人、遅刻者を待っててくださって本当にありがとうございました!

空気が冷たい。東京の秋よりもずっとずっと深まっていて寒いくらいだった。紅葉がキレイだ。とても気持ちイイ。

「ひ、ひとり旅だ!この俺がひとり旅だなんて!」

休日はずっと座敷牢のワタシがひとりで遠征してしまった!これは壮挙だ。世界を征服したような気持ちと言ってよい。ゲス野郎どもを手当たり次第、刑務所にブチ込みたい。だって俺は征服者なんだから!

気持ちだけは高ぶりながらも、ヨロヨロと敗残兵の足どりで会場へ向かった。乞食と間違われ入場を拒否された。違う、ファンだ!

駅から会場までは徒歩で5分。たった5分のひとり旅だったけど、とても晴れがましい気分になった。

今日はメンバーとの撮影会があると聞き、ワタシは恐れおののきながら列に並んだ。ゆるめるモ!のエース、ももぴちゃんを撮影させて頂いた。

ひとり30秒の持ち時間で写真撮影ができる。スタッフの方がタイムキーパーとなって時間を計る。ワタシは粘って時間をオーバーしてアーチストを困らせるようなコトはしない。あくまでスマートでマナーの良い紳士ファンでありたい。

「じゃあ始めますよ、ヨーイドン!」

号令と共にワタシは池に飛び込んだ。
シャッターなんか押してる場合じゃナイ。まずは池さ。違うのかい?
要するにキンチョーしすぎてワケが判らなくなっていた。

ザバッと湖面に顔を出した。口にはガマガエルをくわえていた。

「じ、実はワタシは人間ではアリマセン!ワタシは「カッパ」なのだ!河童ですがライブを観てもよろしいでしょうか!」

命懸けのカミングアウトだった。もうこれ以上ゆるめるモ!のメンバーに対してウソをつきとおすコトなど出来やしないぜ。

周囲はア然として凍りついた。口の中でガマガエルがゲコゲコと鳴いていた。

「ハイ!30秒終了しました!交代をお願いします!」

静寂を突き破るスタッフさんの声が響き渡った。

「ううっ!やっぱりカッパだと「出禁」ですか!」

そう叫んだ瞬間、ガマガエルが口からポロリと落ちてスイーッと向こうへ泳いでいった。仕方ないのでワタシもカエルのあとを追ってスイーッと泳いでその場を立ち去った。

あまりにも好きすぎてキンチョーするから、今までメンバーとチェキを撮ったりできなかった。
しかし今日は旅の喜びもあり、意を決して物販の列に並んだ。
ガクガクにキンチョーして口から心臓が飛び出しそうだった。獣のようにワイルドなロックンローラーであるワタシのこんな姿を誰も想像できまい。

メンバーと初めてお話しして、チェキを撮って握手してもらった。
夢のように幸せだった。こんな幸せ、今まで一度も味わったコトがない。

「いつも楽しそうに観てくれてありがとう!」そんな風にメンバーから言ってもらい、あやうく泣きわめくところだった。心底嬉しかった。ホントは出禁なんだろう?


ライブも最高に素晴らしかった。

もう何も言葉が出てこない。
素晴らしい歌。素晴らしいパフォーマンス。夢のように幸せな時間。笑顔が死後硬直したように、微笑んだまま元に戻らない。

今、ポックリ死んだら完全に天国行きだ。
部屋に引きこもったままケツ丸出しで孤独死していたら地獄行きだった。ホントに軽井沢に来てよかった。


全音楽の中でも、最も好きな曲のひとつ「さよならばかちゃん」を聴くことができた。

ばかちゃんのイントロが聴こえた瞬間ワタシの髪の毛が逆立った。20メートル上までヅラがフッ飛んでいった。

イントロと同時にメンバーが脱兎のごとくステージから去って行った。

「ま、待たんか!キサマらどこへ行くんだ!よりによってこの曲で消え失せるとは、一体全体どういう了見なんだ!」

俺は錯乱して叫び狂った。しかしこれは実に素敵な演出だったのだ。

ステージの上にあるテラスにメンバーが行き、そこで歌ったのだ。

「うわー!なんてコトだ!なんてコトなんだよ!」

俺はゆるめるモ!のメンバーを見上げながら絶叫した。泣きそうになって歓喜のあまり両手を広げて爆発した。

「う、美しい!こんな美しい光景、俺は今まで一度も見たコトがねーゾ!」

この光景、絶対に忘れる事なんてデキナイヨ。生涯の宝ダヨ。感極まるって、こういう気持ちのコトを言うんダネ。

長いトンネルを抜けたら、そこにはゆるめるモ!がいた。そうとしか言いようがナイ。
なんでもかんでも大げさな物の言い方をするのはワタシの良くないクセだが、こればかりは何を言っても誇張にはナラナイ。

本当にかけがえがない。

他に取って代わる者など誰ひとりとしていない。なんて素敵なグループなんだろう。なんて素敵なグループにワタシは出会えたんだろう。

新しい世界でも、さよならばっかなんだけど、ワタシに突然おとずれたこの新しい世界は、ホンモノの心の平安を与えてくれた。
メンバー達のキラキラに輝く笑顔を見上げながら、痛切にそう思った。

ホントに行って良かった。最高の休日だった。

アナタにも分けてあげたい。この切ない平和を。
posted by ツリー at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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