2007年10月30日

ワタシの健康宣言

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10月29日(月)


どうにもこうにも体調悪し。
温泉に入ってもダメなら一体どおすりゃイイんだと考えた。

そうだ、まず食生活を改善しよう。野菜を多く摂り、毎日適度な運動が必要だ。俺はそう確信した。

『そんなの絶対にやんないでショ?』

俺はうつむいてうめき声を上げる。やっぱできる訳ナイかな…。

最近は夕食なんてワサビ漬けとライスしか食べてないし、運動と言えばせいぜいウンコをキバル時に腹筋を使うくらいだ。

無気力もここまでくると、まごうことなき廃人である。なんとか脱却したい。ワタシハ強ク切望スル。

がんばって晩ごはんを作った。献立はいさきの煮付けとコールスローとにんじんの和風ニンニクだし漬けである(写真)。
大好きなお米は食べない。炭水化物は悪魔そのものである。辛抱しなきゃなるまいよ。

これら超ヘルシー献立をゆっくり頂き、腹八分目でハシを置く。

なんと素晴らしきナイスディナー。これなんだよ、大切なのは!V9巨人の土井の送りバントのようないぶし銀の食生活。これをヘルシーと言わずして何と呼ぶ。ビクトリー・オブ・食生活。これからは毎日続けなきゃダメだよな。謙虚にいこうぜ。Vサインはテメエのケツの穴にでもツッコンでおけ!


体がしんどいと心まで憂鬱になる。これはある意味仕方がナイ。でもウダウダ泣き言ばかり言ってもおれないので、果敢にプチ鬱に立ち向かうのだ。俺はまたしても無意味に盛り上がる。


ひたすらスローライフに憧れる東京砂漠。楽しく生きなきゃイケマセンよね!
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2007年10月29日

沈む夕日を眺めて…

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10月28日(日)


休日。

昨夜はもうフツーに座っているのも辛く、早々に眠る。

朝7時前には目が覚めたが、地獄に墜ちそうなくらい体がダルイ。

「8時間は寝たと言うのにナンナンダこの倦怠感は!」

マジで腹が立ってくる。全く意味がワカラン。そして無気力の極みだ。ひたすら寝床の中でジッとしている。


午後から自転車で府中に行く。中古レコード屋『ポポロ』へ。キャンディーズの見たコトもないジャケのベスト盤を発見。即買。
これは解散から4年経った82年にCBSから発売されたもので、当時はこのテの雑な編集盤が山ほど出ていたのかも知れない。とにかく根こそぎ全部欲しい。
レコードの帯には『ピンナップ付き』とあったが今日買ったモノの中には入ってなかった。俺は地団駄を踏んで悔しがった。ちゃんとポスターは付けてから中古屋へ売りに行こうね。判ったな?


駅前の天然温泉『縄文の湯』に行く(なんてネーミングなんだよ!)。

今日は湯治をするのが目的で府中に来た。この『縄文の湯』は初めて来たが疲れがブッ飛ぶくらい効能があればイイな。

混浴を主張したが、そんなモノはナイと言われたので不承不承男湯へ入る。

日曜の夕方だと言うのに中はガラガラであまり人がいない。

「シラケムード炸裂の店だな!俺が湯船にクソ小便でもタレ流し、この場の雰囲気に喝を入れてやろうか?」

そう思ったけど、実行するには体力、気力が著しく落ちている。今日はムリだ。悪いが我慢してくれ。


大きなガラス窓の向こうに高尾の山々が連なり、その後ろに富士山が見える。

ちょうど夕日が沈む頃で、真っ赤な夕日が山陰に消えてゆくまで30分間ジッと眺め続けた。本当に美しかった。


これからも、何度でも何度でも沈む夕日を眺めていたい。余分なものは何もいらない。


5時間近くも温泉に入り続けたので湯あたりしてしまい返って疲れた。それでもノンビリできて有り難かった。また来たいと思った。
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2007年10月28日

ダイバダッタの魂宿し…。

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10月26日(金)


泣きたくなるほど体がダルイ。40も近づいてくると誰しもこんなにもダルイんだろうか?みんなよくガマンできるね。マジで気持ちまで萎え果ててしまう。家にいると落ち込んで落ち込んで仕方がナイ。

帰宅後はボーッとテレビを見て過ごす。

菅野美穂がインドへ行ってヨガをやる特番があった(写真)。俺は菅野美穂の大ファンなのである。ビデオに撮ればよかったとのた打ち回って後悔した。

実は俺もヨガには興味深々で結構真剣に見てしまった。色々と奥深い話もあったが結局全部忘れた。

菅野美穂が見せるヨガのポーズを俺もマネしてやってみた。
なんか体がフワッと軽くなり、心までスッキリ晴れ渡るんじゃナイだろうか?ヨガってスゴイじゃねーか!そんな風に感じられたらイイな!俺は甘い結末を夢想していた。

体じゅうの骨がボキボキへし折れる音が聞こえた。アクロバティックなヨガは俺のコッテ牛のような肉体をズタズタに破壊し尽くした。

「ううっ、まるで時津風部屋いるみたいだ!」

俺は自分で自分に凄惨なリンチを加えていたに過ぎない。ヨガなんて見よう見まねでやるモンじゃナイ。インド数千年の奥義をナメてはイケナイよ。またしても激しく後悔した。


番組が終わったのでチャンネルを変える。パッパとせわしなくリモコンを押し続け、一瞬チラッと画面に映った偉人のお姿を俺は見逃さなかった。
思わず「ウオーッ!」と叫んでチャンネルを戻した。

芝居の舞台中継があり、そこにランちゃんが出演していたのだ。

「なんという動体視力だ!ランちゃんだけは絶対に判ってしまうのだ!」

アップだった訳でもなく、舞台全体を俯瞰するアングルだったのに『あ、ランちゃんだ』とすぐに判った。我ながら伊藤蘭に対する愛情の深さに驚くばかりだ。

ただひたすらウットリ眺める。もう随分オバサンなのに俺の尊敬と忠誠の念が消えるコトはない。


それにしても、ドキドキ胸が高鳴ったりするのはいつもテレビや空想の中だけだ。現実は味気ないし俺もダラシナイ。でも味気なくても一向に構わない。ただ体がダルイのはタマラナイ。だからマジでヨガをマスターしたいと思う。それは子供の頃『レインボーマン』をテレビで見て以来俺の宿願だったのだ。『土の化身』のように体グニャグニャになりたい。
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2007年10月27日

蝶々-Sanとモンチーさん

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10月24日(水)


昨夜の打ち上げは物凄い男気にあふれたイブシ銀な打ち上げだった。

『FAB』の真ん中にテーブルを置き、その上には焼酎が4〜5本と氷がデーンと置かれてあるだけ。それ以外には何もナイ。
ひとつの様式美を追求し尽くしたらこうなるのだろうか。とにかくこれはナンナンダ?メッチャカッコいいぜ!

「ここはドヤ街か?」

思わず俺は唸りあげた。こんなスタイリッシュな打ち上げは初めてだ。俺は嬉しくなった。やがて無茶者のように焼酎をあおり始めた。イイ気分で酔っ払った。

昨日のイベントで色んなフードを皆に振る舞ってくれた野口さんがカレーやチキンを食べさせてくれた。野口さん、お礼言えなかったけどホント美味しかったです!ありがとうございました!

未明まで飲み、熊ちゃんとあやちゃんと帰る。熊ちゃんの車で送ってもらった。熊ちゃん、遅い時間にスミマセン。ありがとう!


部屋に戻り、風呂にも入らずバタンキュー。『バタンキュー』って今や死語なんだろうか?

まばたきしたと思ったらすぐに目覚ましが鳴る。ガバッと跳ね起きて仕事に行く。

男らしく飲んだので二日酔いにはナラナイ。快活に労働する。


夜タワレコに行く。細野晴臣の70年代エキゾチック時代のライブを試聴する。あの頃の細野さんのライブの写真を見るとイメージがムチャクチャカッコいいのだよね。

マイブームとあこがれの渦の中に飛び込み、溺れるような異様なエネルギーを放出する。そんな人間が俺は大好きだ。
『あこがれ』に勝る芸のコヤシはナイ。俺は断言するね。

チャットモンチーの新譜のコーナーがあり大々的に売り出されていた。

「すごいな、でもさすがにアルバム買うまではイカナイな。」

言っちゃ悪いが俺は芸歴20年の大ベテランなんだ。新人アーティストのCD買ったりとかはやっぱりナイよな。判るだろ?

『ポスタープレゼント中!数に限りがあります。』

そんなポップが目に飛び込んできた。

「お前バカか?芸歴20年、彼女いない歴10年をナメてんのか?この俺の年輪の深みを甘く見るなよ。そんなものに踊らされる俺じゃナイぜ!」

俺はリアルな芸術家だ。いつだって商業主義なんか全否定さ。

10秒後俺は満面笑顔でチャットモンチーのCDを持ってレジに並んでいた。
何がなんでも手に入れなきゃナラナイCDがあるとすれば間違いなくこの1枚だ。

「ポスターって君、やはりセミヌードなのかね?」

俺はレジの女の子にたずねる。販売促進ならヌードがバイオレンス描写だ。俺にはそれしか思い浮かばない。

レジ女はいきなりスタンガンを俺の喉元に押しつけると、非常ベルを押して絶叫した。

「けがらわしいケダモノ!アンタは間違いなく性犯罪者よッ!」

一体全体何のマネだ?俺はポスターをわしづかむと半死半生でその場を逃げ出した。近頃はCD1枚買うのも命懸けだ。あの女はタリバンだ。たいがいにしろよと俺は言いたい。


そんな苦労をして手に入れたチャットモンチーの2ndアルバムだ。大事に大事に聞いていきたいね。

『オッサン、アホか。あれのどこがエエねん!』

ともみダイナミックにいつも怒られるが、ワタシはやっぱり大ファンです!
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2007年10月26日

みなさん、ありがとう。

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10月23日(火)


今日は表参道『FAB』にて『HONZI:The imp AND The Muse』が行われた。

HONZIと親交の深かった多くのミュージシャンとHONZIの音楽を心から愛した皆さんが一同に集まり、共に素晴らしい音楽を奏でた。

HONZIは本当に色んな方面の人達との親交があったんだな。今日出演したミュージシャンもみんなそんな多くの人達の一部である。
HONZIがいかにたくさんの人達から愛されていたのか改めて理解できた。どんだけ遅刻しても、みんなやっぱりほんじのコトが大好きなのだね!


時に笑い、時に涙を流す。そんなお客さんひとりひとりの顔を見てたら俺はホントに胸が詰まった。ありがとう。感謝の気持ちでいっぱいになった。我々も今日は本当に楽しく良い演奏ができたと思う。
『心がひとつになった』なんて言葉は安易かな?でもそこにいたすべての人達がHONZIへの想いで繋がっていたよな。素晴らしいイベントだったと俺は思う。


ヨタロウさん、今日のイベントを主催して下さって本当にありがとうございました。そしてダイナミックを呼んでくれてありがとう。もし呼ばれなかったら米騒動の農民のなみに『FAB』に押しかけていただろう。俺達は出演できて嬉しかったんだ。

そしてイデホフ、ありがとう!関係者の皆さんも本当にありがとうございました。いずはらさん、松っちゃんありがとう。

最後に今夜『FAB』に集ってくれた皆さんのおかげでホントに素晴らしいイベントになったね。心から感謝の気持ちを伝えたいぜ!本当にありがとう!


ほんじがいないと本当にさびしい。耐え難く寂しい。いつもみんなと一緒にギャーギャー言って遊んでいたい。だからまた『HONZI:The imp And The Muse』で会いましょう!
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2007年10月23日

『アンソロジー』と『HONZI:The imp AND The Muse』のお知らせ

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10月22日(月)


一昨日、朝子さんのお宅にお邪魔して11月と12月に行なう芝居の打ち合わせをしてきた。音響を担当するイデイさんも来ていて会えて嬉しかった。

朝子さんが作ってくれた美味しいごはんを頂き大満足。ついついたくさん食べ過ぎてしまった。本当にありがとうございました!

『アンソロジー』というタイトルで原作は清水邦夫さん。構成演出、脚本は南谷朝子さん。音楽は朝子さんとHONZI。本当ならHONZIも舞台に立つはずであった。

会場は大阪が11月22日(木)と23日(金)、梅田Rain Dogs(TEL06-6311-1007)。
東京公演は12月7日(金)、8日(土)、吉祥寺Star Pine's Cafe(TEL0422-23-2251)です。

問い合わせは『キャピタルヴィレッジ、TEL03-3478-9999。
HP:http://www.capital-village.co.jp/

更なる詳細はまた追ってお伝えするぜ。ヨロシクね!


そして明日23日は表参道FABにて伊藤ヨタロウ主催による『HONZI:The imp AND The Muse』が行われる。

7時開場の7時半開演予定だ。HONZIと共に素晴らしい音楽と愉快なひとときを過ごそうぜ。皆さんに是非見に来てほしいと思っております。
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2007年10月20日

オモシロイ?

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10月19日(金)


久しぶりの休日。ずっと仕事とレコーディングに集中していたので休みがなかった。ホントに没頭していたね。

ただそれが終わったら緊張の糸がプッツリと切れた。疲労困憊、全身虚脱。動悸めまいがまたぞろ襲ってきた。全然治ってなかった。


終日寝そべって過ごす。

昨夜録画したチャットモンチー出演の『トップランナー』を見る。あまりに魅力的なのでメロメロになる。

「き、君達、おじさんはね、おじさんはね…」

画面に向かって手をのばし、意味不明の言葉を叫び続ける。


夕方外出。小型のボイスレコーダーなるものを購入する(写真)。

録音ボタンを押してワーワーわめくだけで約30時間分録音できるんだって。驚きだよね。こんな小さなモノの中に俺のおぞましいメロディーをガンガン吹き込めるなんて実にイカしてるよ。

なんてハイテクマシンなんだろう。果てしなく進歩し続ける現代社会に俺はどう対応すればイイのだろうか?今すぐ女子トイレに潜り込んでミセスどもの放尿音を録音しろとでも?なるほどね、ホントに卑劣だね。とにかく色んな使い方があるってコトだ。そして俺はこのマシンをどのように使おうとも、いささかの罪の意識も感じないというコトだ。納得してくれるよね?

フト外でメロディーが浮かんでも大抵家に帰る頃には忘れてしまっている。だがこれからはこのマシンを駆使して、どんなくっさいメロディーも逃がしはしない。歌詞は無理だが曲だけはなるべく大量生産したいんだよね。備えあって憂いナシ、なんだよね。


夜、ずっと横になってテレビを見る。細木数子の番組は苦手だが小沢昭一がゲストと知り拝見する。
見てよかった。いやあ、ハーモニカで童謡吹かれた日にゃ思わず涙が出るよ。普段ガマンしてこらえているものが一挙に決壊しそうになるよ。素晴らしきかな日本人的情緒。それを揺さぶるメロディー。


小沢昭一の旺盛なサービス精神は全く衰えておらず、それでいて凄みのある眼光は周囲を圧倒しており、見ていてとても興奮した。


郷愁をそそるハーモニカの音色は格別だった。なんにつけ昔のモノの方がイイように思える。でも自分が生きているのは『今』なので、『今』がオモシロクなるよう努力しよう。

おもしろきこともなき世をおもしろく、だ。
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2007年10月17日

愛の銭湯讃歌

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10月15日(月)


体調を崩した。マジでしんどい。フラフラのヨロヨロでもはや耐えられない。

夜、銭湯へ行く。こういう時はゆっくりお風呂につかってノンビリするに限る。


「ババア、来たぜ!風呂代タダにしろや!」

番台のおかみは蒼白になって金切り声を張り上げた。

「アンタッ、また湯船でおしっこしたら承知しないよッ!」

おかみは激しく俺を睨んだ。

「やかましいや、クソババア!今度はテメエの顔面に小便をブッかけてやるぜ!」

俺はおかみの顔に平手打ちを食らわせると大笑いしながら浴場へ入って行った。


タマキンも洗わずに湯船に飛び込む。俺はデカイお風呂がホントに好きなんだ。

「オイ、ジジイこっちへ来い!すまんがお前のキンタマを触らせてくれ。」

阿鼻叫喚の悲鳴をあげて逃げ惑うお客達。正しいことをしている俺がこの場を支配するんだ。マジで最高の気分だぜ。

「キーキーわめくんじゃねえよ、女湯!今からそっちに行くぞ!」

俺は尻毛丸出しで壁をよじ登り、女湯にニューッと顔を出した。『シャイニング』のジャック・ニコルソンのように。

「誰か助けて〜ッ!警察を呼んで〜ッ!」

ババアどもが垂れ乳をジェットコースターのようにぶらんぶらん揺らしながら逃げ惑っている。

「ワーッハッハッハー、俺が警察だよ!お前ら全員逮捕しに来たんだ!俺の家が刑務所だ!全員無期懲役だ!連行するぞ、ワーッハッハッハー!」

窓の外でパトカーのサイレンの音が聞こえた。

「おかみめ!タレ込みやがったな!」

俺はチッと舌打ちすると軽々とジャンプして窓から逃げ出した。

「おかみ、また来るぜ!」

俺はフルチンのまま夜の雑踏の中に消えて行った。いやはや実にくつろいだ入浴タイムだった。


「やっぱ、ご近所の皆さんとの裸の付き合いは大切だよな!」

俺はにこやかにつぶやく。銭湯は日本の大切な文化だ。なくならないでほしいよね。俺はホントに大好きなんだ。

「いや〜、久しぶりにゆっくりお風呂入って疲れが取れたなぁ〜!」

グッスリと眠れそうな予感でいっぱいだ。皆さん、おやすみ。


しかし窓の外ではパトカーが一晩中ひっきりなしに走り回っている。

「うるせえな犬野郎!いったいナニゴトなんだよ!」

ポリ公が何を騒いでやがんだ?ホントにゆっくり眠らせてくれよ、頼むぜまったく!
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2007年10月16日

スタジオ内での録音は終了!

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10月13日(土)


今日ですべての録音作業が完了した。あとはMIXとマスタリングを残すのみ。それが出来たら完成だ。

それにしても夢のように楽しい時間だった。これはまさしく参加してくれたみなさんの作品だね。
キケンなブルセラミュージシャンが大挙してスタジオに押し寄せたんだ。みんな変態の分際で最高に輝いた演奏を残してくれたね。本当にありがとう。心から感謝しているぜ。ギャラの代わりに女子高生の馬鹿げたパンティーを受け取りな。それを望んだのは君達の方だったよな?


俺の曲など、所詮ウクレレをポロポロ弾きながら唸っているただの鼻歌にすぎん。それをあそこまで元気なパワーポップに仕上げてくれた小西プロデューサーには脱帽である。マジで感謝で胸がいっぱいだ。農村からたくさん娘を連れてきて彼の家に住まわせたい。俺にできることはそれくらいしかない。

全編断末魔のうめき声を散りばめた今作品に根気強く挑み、最高のサウンドを作ってくれているエンジニアの野島部長、本当にありがとうございます。耳が腐りませんでしたか?あともう少しよろしくお願いします!

そしてやたらとテンパり、スタジオ内で失禁、嘔吐を繰す俺をなだめすかして正しい方向(?)へ導いてくれた福岡さん。アナタがいなけりゃ俺は1行足りとも歌えなかっただろう。本当にありがとうございました。

そしてこんな嬉しい機会を与えてくださったヴァーゴミュージックの皆さん、アンタらは全員頭がオカシイ、いや全員素晴らしい人達だ。本当にありがとうございます!

ひたすらキタナイうめき声をコーラスだと勘違いしてマイクに向かっていたダイナミックガールズだちよ、君達こそが真のへヴィーロッカーだ。みんな素晴らしかった!本当に異常だった!俺が口を挟む余地はナイ。あまりに変すぎて…。


自分の出番が終わると、なんだか寂しいぜ。心にポッカリ穴が空いたようさ。

そうではあるがあともう少し頑張ろうぜ。何卒ヨロシクお願いします!
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2007年10月14日

見つけた、見つけた。

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10月10日(水)


夜、仕事が終ってから生田のイデイさん宅へ行く。ヨタロウさん、アラン、みゆきちゃんもすでに来ていて皆で飲む。

10月23日(火)に表参道FABにてヨタロウさん主催の『HONZI:The imp AND The Muse』というイベントが行われる。

HONZIのことを心から愛した仲間達が集まり一緒に音楽を奏でるビッグショーだ。ダイナミックオーシャンズも参加させてもらうことになった。ホントに素敵な夜になると思うよ。みんなも是非参加して欲しい。俺達は待ってるぜ!


皆でほんじのライブの映像を見た。涙を流したり笑ったり忙しかった。
画面の中のほんじはホントに一生懸命に歌っていた。音楽に向かって突進していた。その姿はやはり俺の胸をガンガン打った。

ワタシら音楽人は人様の前でただひたすら『一生懸命』やればイイのである。あとは何にもいらないのだ。必要以上に自分を大きく見せようなんてセコイ考えは持たなくていい。自分ができるすべてをやり切ればイイんだ。ほんじは自らが歌う時、必ずそうしていた。俺にはそれが良く判る。だから胸がジーンとするんだよ。


「ツリー、こんなんもあるで!」

イデホフがそう言って見せてくれたもう一本のビデオも俺の心を大きく揺さぶった。

それはイデイさんとほんじがたった二人で全国の幼稚園を回って人形劇をやっていた頃の映像だった。

演目は『三匹の小豚』であった。二人は黒子の衣装を着て人形を操りながらセリフを喋り、音楽も奏で、それはもう大変な熱演だった。

「小豚ちゃんを食べちゃうぞ〜ッ!」

普段やたら滑舌の悪いイデホフがよく通る声でオオカミを演じると園児達は悲鳴に近い叫び声を張り上げた。

「あぶな〜い豚さん、逃げてぇ〜!」

「豚さん、外にオオカミがぁ〜!」

園児達はもう劇の中に全身全霊で入り込んでおり、ほんじが操る小豚に危険が迫っていることを知らせようと必死になって叫んでいた。

「バカガキどもが!マジで熱くなりやがって!全員誘拐してやるゾ!」

俺は画面に向かって叫ぶ。しかし言葉とは裏腹に涙があふれてくる。

物語はハッピーエンドで終わり小豚さんはカワイイダンスを踊っている。園児達は狂喜してクラスじゅうを跳ね回っていた。

舞台裏からほんじとイデイさんが出てきて黒子の衣装の顔だけ出して、にこやかに挨拶している。

ほんじがおもむろにバイオリンを弾き始めると園児の喜びが爆発し暴動のようなトランス状態になった。

「みんな今日は楽しかったかなぁ〜?」

普段はマカオの殺し屋のようにしか見えないイデホフもこの日はサンタクロースのように優しく見えた。

「ハ〜イ!ハイ、ハイ、ハ〜イ!!」

ガキどもは狂ったようにレスポンスする。
とにかくものすごい盛り上がりだ。まるでハーレムでのジェームス・ブラウンのショーのようだ。俺は心底感心した。

イデホフは徹底的に子供達を喜ばせ、それを見ながらバイオリンを弾くほんじの嬉しそうな表情はこの世で最も美しい笑顔だと思った。

二人と子供達が作り出した、喜びに沸き立つその場の空気、はち切れそうな笑顔の風景…。いったいこれは夢なんだろうか?俺にとってはまさしく極楽浄土そのものであった。


うまく言えないけど、人間が生きて行く上で大切なものは、ただこれだけなんだと思った。あの風景の中で夫婦と子供達が一体となり、ギャーギャー騒ぎながらも胸が爆発しそうな喜びに包まれていた瞬間。俺はこの風景は一生アタマの中に焼き付くだろうなと思った。忘れてはイケマセンよと自分に言い聞かせた。


金で買えるものでなく、他人を蹴落として得られるものでもなく、多くの人にとっては何の値打ちもナイものでも、それを見たら思わずニッコリ微笑まずにはいられない、そんなものが俺は欲しい。実際にそんなものがこの世にあるのだろうか?まったく判らない。そうではあるけれど俺はそれが欲しい。毎日毎晩、夢見ずにはいられない。


ほんじとイデイさんの熱演と大はしゃぎする子供達の姿を見て思わず俺はつぶやいた。

「あ、見つけた。ここにあったわ…。」
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2007年10月09日

トレイン・トレイン・トイレ・イン…

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10月8日(月)


13時に麻布のヴァーゴのスタジオへ。今日は歌入れの本番。目標2曲だ。合計あと4曲歌入れが残っているからね。

先日来風邪による鼻声で良いテイクが録れず、今日まで持ち越していた。もうあまりのんびりもしてられないので少しキンチョーして臨む。

結果はなんと今日一日で3曲完パケ!素晴らしいペースじゃないか。これで歌はあと一日で終るはずだ。みんなのおかげで何とかここまで来れた。あと一息がんばらねば。

なんか今日は少し淡白な文章になっているが、それは今(翌9日)通勤電車の中で懸命にウンコを我慢しているからだ。冷や汗をダラダラ垂らしている。まさに瀬戸際通勤しているのだ。こんな危機的状況でオモロイ日記なんて書ける訳ないぜ!

そうではあるけれど実に充実したレコーディングだった。静かに興奮し続けた。帰宅後も眠れずに『24h』を全部見た。どうでもイイけどタフガイすぎるぞ、ジャック・バウワー。おそらく俺がモデルなんだよな?


愚にもつかない俺の鼻歌を素敵な音楽に魅惑の変身させてくれる福岡さんと小西さんと部長には感謝の言葉も見つからぬ。このオッサン達と知り合えて本当に幸運だった。心底そう思わない訳にはいかないぜ。


それはさておき、新宿はまだか?もうそろそろ限界なんだが、どうしたらいい?連結のジャバラのところでヤッテしまうべきか?西国分寺のジャック・バウワーはどんな危険もかえりみない。真のタフネスだ。俺にはできる。涙もろいがウンコも漏らしやすい。知ってるよね?

また大きな波がやって来た。もうダメだ…。吊り革を持つ手がブルブル震えている。ギターをチョーキングしている時のサンタナみたいな顔になってくる。誰か助けてほしい。いや誰も助けられない。
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2007年10月06日

今日モアリガトウ

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10月4日(木)


朝6時半起床。眠い。2時間ちょっとの睡眠時間だ。8時半には新宿へ。早く着きすぎた。
フェア期間中につき、中間売上報告会。どこもイイ成績ではないね。

夜は五反田の本社に行かねばならず少し早めに上がるつもりだったが夕方から忙しくなり、結局最後までいた。

ようやく8時過ぎに新宿を出て五反田へ。遠くから『ゆうぽうと』が見える(写真)。15年くらい前にハミングスのみんなとここでキンクスのライブを見たな。

本社では来年度の春夏物の展示会。冬もまだなのにもう夏物の洋服を見るんだ。

時間が遅かったので展示会場にもう人影は無かった。しばし茫然とディスプレイや商品を眺めていた。


小西さんに電話。そのまま麻布十番のスタジオへ直行。今日は小西さんと部長と俺の3人。

MIXが仕上がっている曲を聞かせてもらう。もう言葉も出ないくらい素晴らしかった。感激&爆笑。お二人さん、ホントにありがとう!それにしても許しがたいほど珍奇な曲だね。MIXしてて虫酸が走りませんか?


一日の最後をここで過ごせてよかった。とても愉快な気分で一日が終わったので本当によかった。ありがとう…。
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2007年10月05日

近藤智洋&角森隆浩〜スタジアム・ジョイント・ライブ!〜

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10月2日(火)


下北沢『lete』(レテ)にて近藤智洋さんとのジョイントライブ敢行。四月に続き待望の共演(狂宴)である。


事前に一緒に歌う曲を決めてはいたが、今回はほぼぶっつけ本番。だが俺達はへヴィーにやることしか頭にないんだ。
今夜も泥沼の底を這いずり回りたい。お付き合い願えるかな?


それにしても近藤さんとの二人会(落語かよ!)、今夜も盛り上がってホントに最高だったね。みんなも判っただろ?これが『フェス』なんだ。これが『スタジアム・ロック』なんだ!
限定20名のみんなにも充分にスタジアムを感じて頂けたと思う。本当にありがとう!

では本日のセットメニューを記しておくよ。

近藤智洋1stステージ

01、感触
02、荒野を抜け、そして戻る。
03、ローラーコースター
04、春風

with 角森隆浩

05、Do The Boogie(ルースターズのカバー)

角森隆浩1stステージ

01、ツベルクリン無反応
02、仁義なき痴漢電車
03、ルームメイト
04、対人恐怖症ブルース

with 近藤智洋

05、ハートのエースが出てこない(キャンディーズのカバー)

近藤智洋2ndステージ

01、Heart of Gold(ニール・ヤングのカバー)
02、草原
03、恋に落ちたままで
04、二人の航海

with 角森隆浩
05、君にメロメロ

角森隆浩2ndステージ

01、学校教育
02、お好み焼き大好き!
03、長生きしたいしモテたいし
04、いつまでもOnly You
05、俺はプレイボーイだ

〜アンコール〜

01、危険なふたり(沢田研二のカバー)
02、BAMBINO STEP〜reprise〜

でした。

お互いの持ち味を出しつくし、また一緒に歌う喜びを堪能しつくしたライブだった。みんなの温かい拍手に俺は感動したね。憎しみの舌打ちだけでもよかったのに。

出て来た瞬間からあんなに笑いが起こるなんて逆に怖かったぜ。ズボン履き忘れの下半身全裸でステージに出ちゃったのかと思ったね。でもそれはいつもの俺の『スタイル』なんだ。裸のまんまの俺でいさせてはくれないのかい?


今宵の『二人の航海』は出色のパフォーマンスだったと思う。

ギターの音はかすかに響くだけで声は横たわり、やがてささやきに変わる。そして、その隙間から聞こえてくるハーモニカの音色は俺にとって悲しみの極北だった。

驚くべき瞬間に遭遇したと思った。果てない悲しみの表白は時として聞く者の心を救う。思わず涙があふれたよ…。まいったぜ。


アンコールは近藤さんが『歌謡曲の中では一番好きな曲』と断言するジュリーの『危険なふたり』をデュエットする。今日もルースターズにキャンディーズにとやりたい放題だった。みんなよく辛抱したね!俺達、張本&大沢親分なみに『あっぱれ!』と絶叫したいな。


宴は終わった。信じられないほどの充足感だ。
またいつかこんな楽しい夜がやってくるのだろうか?待遠しくて悶絶しそうになる。やはり週イチのイベントにすべきではナイのだろうか?とにかく色々な意見があるだろうが、俺達が再び卑劣にジョイントする日は意外とそう遠くないかも知れない。

それではキッズ達、ジュテームだ。また会おう!本当にありがとう!


ところで近藤さんは翌日のワンマンでアンコールで『痴漢電車』歌ったってホントなのか〜?
メッチャ嬉しくて大感激なのだが、ファンの人たち全員、髪の毛真っ白にならなかったかしら?心配しております!
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2007年10月02日

この空の彼方にはね…。

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10月2日(火)


27日未明に我々の大切な友であり、音楽家、バイオリニストのHONZIが亡くなった。

彼女はずっと癌と闘ってきた。ホントに長い間、HONZIとイデイさんは懸命に闘ってきたのだ。でも完治できなかった。

お通夜と葬儀にはたくさんの友人達が集まりほんじを見送った。

皆それぞれがほんじとの、またイデイ夫婦との友情や絆を大切にしている人達ばかりだった。俺もその中のひとりなのである。


何度もほんじの家に遊びに行った。生田にある夫婦の家を訪ねるのは、俺にとってこの上ない楽しみだった。

ゲームをして盛り上がったり、たくさん飲んで浮かれて騒いだりした。
真夜中でも早朝でもほんじはいつも「お腹すいてへんか?」と我々泥酔者に気を使い、おいしいごはんを食べさせてくれた。

迷子みたいなヤツラばかりが集う孤児院のような家だった。にぎやかで和気あいあいと過ごせる場所だった。そんな場所がひとつでもあれば本当に幸せだと思う。日頃のツライことも全部吹っ飛ぶような気がした。俺は事あるごとにオズオズと生田に通った。


楽しかったことばかり思い出す。何も言葉が出てこない。こういう時、言葉で気持ちを言い表すのは難しい。


ほんじは亡くなってしまった。これからは、俺の心の中の一部にほんじが住み着くだろう。ドッカリと腰を下ろしてしまうのだ。
俺だけじゃない、皆ひとりひとりの心の中に住み着くのだ。大切な人が亡くなると誰もがそうなるのではないか。


そうではあるけれど、もう二度とこの世でほんじと会えないのかと思うとさびしくてやりきれない。

もっとほんじの音楽を聞いていたかったし、一緒にライブをしたかった。
もっとほんじの顔を見て、話も声も歌も聞いていたかった。

ほんじがいないと困る。さびしいを通り越し、いないと怖い。どうかもっと長生きしてほしかった。いくらなんでも早すぎると思う。かわいそうだ。あまりにもかわいそうだ。


ほんじの魂が安らかであり続けるよう、毎日祈っている。これからもずっとそうする。


そしてイデホフ、どうか気をしっかり持ってね。これからも皆で楽しくやろうじゃないか!

そうだよ、俺なんかも辛気臭く祈ってるだけじゃダメだよな!やっぱガツンと楽しくいかなきゃナラナイのさ!

おのおのが自分なりに一生懸命生きる。もしも、ほんじがそれを見ているのなら、やっぱり喜んでもらおうじゃないか!笑ってもらおうじゃないか!絶対そうした方がイイよな!

楽しく生きよう。生きてる人も死んでる人も一緒くたになって走ろう!駆け抜けよう!


そして俺は空に向かって指差す。

「ごらん、ほんじ、あれがオゲレツの星だよ!」

きっとこの空の彼方には鹿のフンのようなクッサイ星があるんだよ。

『アンタやっぱりアホやろ?』

ほんじは怒り狂ってツッコむだろう。

『アホなのはお互いさまだろ!』

俺はそう思いつつも、ほんじにツッコンでもらえたらものすごく幸せなのだ。
posted by ツリー at 14:19| Comment(7) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする