2007年02月16日

多摩蘭坂

07-02-16_00-44.jpg



2月15日(木)


普段このブログで、やれ眠れねぇだの体がだるいだのばっか言っているせいで、昨夜は皆さんから入浴剤やお香、それに『究極の眠れるCD』なるリラクセーショングッズをたくさん頂きました。テメエら本当にありがとうございます。早速利用させて貰っているぜ。

そのお陰で今日は夕方まで断続的に眠り続けた。ありがたいコトだ。

母へ電話。色々と意見交換する。

シビれる体を引きずって外出する。自転車で市役所に行く。今日はとても風が強い日だったね。

役所の窓口へ行き用件を告げる。応対したオバハンは当惑した顔で俺に告げる。

「すみません、5時15分で業務は終了いたしております。」

え?マジで?と時計を見ると5時18分だった。

たったの3分である。住民票1枚ぐらいなんとか融通をきかせて貰えナイものだろうか?

「あいにく端末の電源をすべて切ってしまいましたので…。」

俺の申し出は却下された。仕方なく俺は彼女にこうささやく。

「テメエが電源を点けなきゃ10ヶ月後には俺の子供を出産するコトになるぞ。それでもイイか?」

女は蒼白になって返答する。

「ええっ、で、でも電源が、既に電源が…。」

もし俺が閣僚ならば5分後には辞表を出さなきゃナラナイ発言をブチかます。

女は狼狽し震え出した。俺が『言った通りに』する男だってコトが直感で判ったらしい。

「〇×さん、どうしたの?」

もうひとりの女がこちらに声をかける。そしてこの状況を把握してくれたらしい。

「なんだ、そんなコトか。」

彼女は事も無げにポチッと電源を点けた。最初の女は俺と同じくヒドイ機械音痴だったようだ。

アナザーオバハンのお陰で俺は結婚の機会を逸した訳だが、何はともあれ無事に住民票を手に入れるコトができた。
何かひとつのモノを得るためには、片方のモノを諦めなくてはナラナイ。これは世の鉄則である。

「たかが紙切れ1枚のために随分ワガママ言っちゃったかなぁ?」

俺は少し恥ずかしくなったが、気にしないコトにした。今までにもっとたくさんの、それこそ死にたくなるような恥をかいてきたんだ。何をいまさら、なのでアル。


寒空の下、俺はまた自転車を走らせる。例によって俺の心の中にユーツの気配が色濃く漂ってきた。

国立のディスクユニオンに寄る。安レコ箱から1枚ラテンのイージーリスニングを買った(写真)。

きっと楽しい内容の音楽だと思う。でも俺がこのレコードをターンテーブルに乗せるコトはナイかも知れない。買っても聞かないレコードが山ほどあるんだ。


俺は冷たい向かい風が吹きすさぶ多摩蘭坂をヒーヒー言いながら登っていた。
posted by ツリー at 17:59| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする